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「午前3時頃にフッとふっきれたものを感じ何かを発見することがある。」

 芸術家のひらめきともいうべき、魂の独白をするビッキ。

 すべてはここから生まれた。

 1978年から最後まで、アトリエ兼制作の場としていた「アトリエ3モア」を再現し、代表作の「午前3時の玩具」や「ANIMAL]とともにビッキの息遣いを伝えています。

「午前3時の玩具」(1987年)…午前3時。真夜中に見える情景を好んだビッキ。午前3時に走り抜ける夜行列車、アトリエ中を飛び回る蛾…そして、ビッキの小宇宙が結集した。それがこのシリーズだった。素材:カツラ

 

「ANIMAL目(B)」(1963年)…1960年代、「TENTACLE」と重なるように制作していた「ANIMAL」シリーズ。25歳で絵画から彫刻に転向したビッキの初期の代表作といえる貴重な作品。素材:マツ

 


 

「無題」(1960年代制作)…女性のまつ毛を象徴的に配し、女性に対するビッキの不安な心が描かれたドローイング。

「四季の面」(1988年)…土台の上に丸い球体が施され、触手が伸びているように見えるこの作品は、風をイメージした形。素材:カツラ

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