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アキカラマツソウ(Thalictrum  minus var. hypoleucum

ギリシャ語:葉が枝分かれをする植物  ラテン語:より小さい   変種         ラテン語:裏面が白い

 

真正双子葉類・キンポウゲ目・キンポウゲ科・カラマツソウ属

草丈:30~100㎝

アジア、ヨーロッパ、アフリカに分布する基準種(Thalictrum minus  minus)の日本に産する変種。

国外では朝鮮、中国に産し、国内では北海道、本州、四国、九州、南西諸島(臥蛇島、沖縄島)に分布する。

 

よく似た変種に亜高山から高山に生えるオオカラマツ (Thalictrum minus var. kemense) があるが、花柄が15~30(50)㎜と長く、花つきがまばらに見えることで見分けがつく。

 

別名のタカトウグサ(高遠草)はかつて長野県の中部に位置する高遠町(現伊那市)周辺で民間薬として胃腸薬等、用いられたことに由来。

 

だが本草にはアルカロイドが含まれており、素人が扱うと危険な薬草である。

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