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エルタテハ日本亜種(Nymphalis vaualbum subsp. samurai)
昆虫綱・鱗翅目・タテハチョウ科・タテハチョウ属
開長:50~70㎜
ユーラシア大陸とアフリカ大陸北部の旧北区のほぼ全域と北アメリカ大陸に分布するエルタテハ(Nymphalis vaualbum)の日本に産する亜種。
北海道、本州に産する。
後ろ翅の裏面に和名の由来となっている白色のL字形の紋様がある。
音威子府村では越冬のために屋内へ入ってくることが多く、不快害虫のように思われることがある。
ニレ科、カバノキ科の木の葉を幼虫は食草とし、本種は広葉樹林に多いチョウである。
日本では本種が基本種のように紹介されているが、基準となった亜種が国外に存在するため、ここでは敢えて日本亜種とした。
ストーブを点けると冬眠から起きてしまった個体。学名の亜種小名が “samurai" なのがかっこいい。
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