「ビッキの森構想」開始!
北大中川研究林の馬谷さんと奥田さんに教えていただき、去年の11月に「ビッキの木」の種を播種しました。
「ビッキの木」とは北大中川研究林内に聳え立つ樹齢400年のアカエゾマツの樹です。
アカエゾマツは通常ならば群生する木ですが、「ビッキの木」は一本だけポツンと道の側に生えています。
ビッキさんの生き方とこの樹の有り方が似ているので「ビッキの木」と言われる様になりました。
今ではその根元にビッキさんのお骨が納められています。
近年、老化に加えて暴風雨や豪雪の影響により、枝がたくさん折れてきました。
このままでは「ビッキの木」をいつまで見られるのか、分かりません。
そこで、北大中川研究林が「ビッキの木」から種子を取り出し、当記念館と連携しながら「ビッキの木」の苗を育て、植樹をする計画がたてられました。
取り出した種子の重さを測っています。
今年の春発芽した「ビッキの木の子供たち」
上に被せてあるカーテンのみたいなものは、鳥や小動物に食べられないように種を守るものだそうです。
無事に育ちますように!