彫刻家・松井茂樹展
彫刻家・松井茂樹展 4月26日(火)~5月28日(土)
音威子府高等学校に工芸科がはじめて設置された際、工芸の教員として務められていた松井さんは、現在も札幌を拠点に制作活動を続けられております。
昨年、帯広で開催されたコンテンポラリーアートに出展された作品の他、小樽ハルカヤマ藝術要塞作品を出品、野外から室内へ、見るもの全てがかわります。
〜6月の3モアギャラリーより、作家と作品紹介〜 松井茂樹
松井茂樹さんのひと言 “ビッキは晩年に柳の枝で「樹華」を創りました。時同じくして、私も枝を使った造形を試みていました。 ビッキとは違う展開を模索して、桜の枝で球体にたどりつきました。 「華」から「果実」に稔ったのですよ。”
音威子府高校(現•おといねっぷ美術工芸高校)の初代•工芸科の教員を務められていた松井さんは、現代彫刻家としても活動を続けられて来ました。
扱う素材は同じ「樹」であっても、ビッキさんとは正反対の表現をして行きたい、そんな中辿りついた作品が「樹果」シリーズとなっております。
今回の個展では、室内展示ならでは素敵なシルエットを観る事が出来ました。
写真:「ハルカナルヤマノシンワⅠ」 2013年 素材:桜の枝、木。