彫刻家・小石巧展
彫刻家・小石巧展
7月3日(日)~7月31日(日)
7月に開催された「小石巧展」の記録です。
昨年、道立近代美術館に出展した作品を中心に置き、新作の小作品を展示。小石ワールド全開です。
3モアギャラリーには沢山の作品が並び、森の様にも見えました。
〜小石 巧〜
江別市在住の彫刻家•小石巧さんの作品は力強くも、一つひとつに秘めた思いが込められています。
戦争•環境破壊… 悲しい出来事は毎日起こっていますが、小石さんはそんな出来事を「作品」として形に表現されています。
そんな小石さんからのメッセージです。
“彫刻をつくる=作品が私の「内」を表す。 今までに目にした風景、樹、草花…「触」れる事の出来た水、雲、風、砂、石、 空「気」、呼吸する生き物たち。人、人、人、私の廻りのすべてが制作の核であり五感の泉です。 ずっと「静」かな流れを感じていた時間を、大自然の大きな力が人心の「内」に 「変」化 をもたらしている事を感じます。 「当」然、私自身の「内」にも何らかの影響があるように思えます。 その「様」な意識と時間の中で、3カ月、「数」点 制作してみました。 作品の中で「No!!」と題した作品は、昨年制作しました。 素直な「気」持ちでTOMARIは、いらないと言う事です。 他に、「砂漠の鳥」と題した作品は、西方の民への悲しみの思いです。 LIFE(生命)を考える事が、制作の根幹、主題とし、これからも「続」けていかなければならない時代に入ったようです。
2016年7月 小石 巧”