2018年、今年は「北海道命名150周年」
みなさんは「松浦武四郎」という方をご存知でしょうか?
時は幕末、当時未開だった「蝦夷地」を詳しく調査し、日本とロシアの境界線を明確にする事に貢献した方です。
実は「北海道」の名称を考案したのも武四郎さん。
音威子府の筬島には、その名の発想を得たとされる「北海道命名の地」があるのです。
本日の天気は快晴なので久しぶりに「北海道命名の地」へ行ってみました。
雪はだいぶ溶けたと思いますが、命名の地の木碑はすっぽりと埋もれていました。
こちらは雪がない時の様子。
武四郎さんは天塩川流域を調査した際、その時の出来事を「天塩日誌」書き残していますが、行きと帰りに筬島近辺で泊まった事が記されています。
そしてこの土地でアイヌの古老・アエトモさんから、アイヌ語の「カイナー」の意味について尋ねたそうで、「カイナー」が北海道の名の由来になったそうです。
春が待ち遠しいですね。でも途中でクロカワゲラの成虫を観ることができ、少しだけ春を感じました。
すぐ近くですので、記念館にいらした際は、是非こちらにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?